IT活用による業務変革

重要経営課題を解決するために、業務変革プロジェクトをご提案します。
次の例は、製造業における『低コスト体質への転換』のための受注生産管理
システム構築のプロセスです。

東京IT経営センターは、このプロセスを「標準支援プロセス」と位置づけ、
IT導入のご支援を進めさせていただきます。

 1.経営戦略策定
 2.IT戦略策定
3.RFP(提案依頼書)の作成
4.ITベンダー選定
5.導入プロジェクト

定着
 サブメニュー1:業務工程「見える化」による課題解決支援
 サブメニュー2:情報システム運用支援
 サブメニュー3:戦略的情報活用支援

通常のビジネス活動

1.経営戦略策定

『儲けの仕組み再構築』にて中期的経営計画が策定できていればスキップできます。

2.IT戦略策定
経営戦略実現のために最新のITをどう活用しているくかを検討していきます。これまでは、自社にサーバーを置き、自社開発またはパッケージをカスタマイズした基幹システムを活用するのが主流でした。中小企業でも、導入費が1,000万円~8,000万円かかり、中小企業にとって重荷になっていました。サーバーを自社で置くことで、そのハード、ソフトにも大きなコストがかかっていました。また、MicrosoftのWindowsシリーズのバージョンアップ費用、サポート終了による懸念、それに付随するカスタマイズの修正作業にコストが必要で、古いバージョンのまま我慢して(セキュリティ問題もあり)ご使用している企業も多いようです。

最近、クラウド・ソリューションを活用することでこの重荷から解放された企業が増えています。特にカスタマイズ可能なクラウド基幹システムが登場し、ものづくり企業のIT活用が一段と進むことが期待できます。IT再構築の際はクラウドを選択肢のひとつに入れてくことをお勧めします。

一般的なIT活用全体像を以下に示します。この中のどこからIT化して行くか、段階的に進めていくことを推奨しております。

一般的なIT活用全体像

昨今、働き方改革が話題に上がっています。中小企業にとっても避けられなくなっています。働き方改革でもIT活用が欠かせません。その支援ツール軍を以下に示します。商品の説明や導入におけるご相談等はお問い合わせください。(1回訪問までは無料ですのでご相談ください)

働き方改革支援ITツール

3.RFP(提案依頼書)作成

東京IT経営センターが進めるRFP作成手順は以下の通りとなります

①経営戦略から克服すべき経営課題、業務推進上の課題の認識フェーズ
②現状の「業務と情報の流れ」の認識フェーズ
③「業務と情報の流れ」設計フェーズ

経営課題、業務上の課題の克服のためにあるべき姿の「業務と情報
の流れ」の『設計フェーズ』を描きます。ITをフル活用したらどう
なるのか?という視点で設計します。後に、投資対効果の視点で
トレードオフすることになります。

④システム要件定義フェーズ
あるべき姿の「業務と情報の流れ」を実現するために、システムが
どのような機能を持たせるかを設計します。

⑤RFP(提案依頼書)作成&発行フェーズ
 ①~④までをサマリーにしRFP(提案依頼書)のまとめをします。
できたらRFPを発行し複数のIT企業に送ります。

4.ITベンダー/ソリューション選定

複数の提案。見積りを社長をはじめ経営幹部の方々で評価していただいて、
最終的にお願いするIT企業とそのソリューションを決定します。

 これまでのやり方では、ソリューション選択まで、半年1年かかるのが
一般的でした。あるべき姿の「業務を情報の流れ」実現RFP作成支援
プロセスが、クラウド時代になり変わりつつあります。
 クラウドソリューションの選択でも①~④のフェーズは必要です。
④の後、RFP作成は省略し、定義したシステム要件にあったソリューション
をネット検索等により調査あるいはIT企業に問い合わせをし、絞り込んでい
きます。必要であればIT企業側にデモの提示依頼をお願いします。
2~3社に絞り込んだら、それぞれに導入費用、月額使用料等の見積を
とり、評価・選択メンバーでソリューションを決めることになります

クラウドの導入プロセスの詳細はこちらをご覧ください

5.導入プロジェクト

ソリューションとIT企業を選択したら、導入プロジェクトが走り出します。

自社独自の仕様で【オリジナル開発】をする場合、【パッケージ+カスタマイズ】
する場合、【クラウド導入+カスタマイズ】する場合とで作業は異なります。

【オリジナル開発】
  1.詳細なシステム要件とヒアリング
  2.概要設計仕様確定とユーザー側の承認
  3.詳細設計仕様確定とユーザー側の承認
  4.開発会社側のプログラミング作業及びテストユーザー側のテスト後
    本番となります。

【パッケージ+カスタマイズ】
RFPで提示したシステム要件に沿い、パッケージ会社がヒアリングし、
パッケージと異なるところの抽出から始めていきます。

1.カスタマイズ詳細設計仕様確定とユーザー側の承認
2.パッケージ会社のプログラミング作業及びテスト
3.ユーザー側のテスト後本番

【クラウド導入+カスタマイズ】

   RFPで提示したシステム要件に沿い、クラウド会社とユーザー企業
   のプロジェクトメンバーと一緒に作り上げていきます。
    画面を見ながら設計して行きます(ほとんどプログラミングなしの作業です)
   ユーザー側テスト後本番

6.定着

 本番を開始し運用を進めていくと、想定外の問題がおこりシステムの修正が
必要になることもあります。その場合は、オリジナル開発及びパッケージ
+カスタマイズ開発においては「プログラミング」の段階まで作業が戻る
ことがあります。また場合によっては「仕様」までの手戻りが発生し結構
な時間を要することがあります。
クラウドの場合は、比較的大きな修正が発生することは少なくその場で
クラウド会社とユーザー企業と一緒に修正作業を短期間で終わらせることが
一般的です。

⇒プログラミング再開発作業、仕様までの手戻りによるタイムロスがなるべく
発生しない様、私たちは【クラウド導入+カスタマイズ】を強くお勧めしています。

 さらに「定着」させるには、稼働中のシステムに課題が生じることがあります。
私たち東京IT経営センターでは、フォロー用サービスメニューもございますので、
ご紹介いたします。

サブメニュー1:業務工程見える化による課題解決支援

 『儲けの仕組みを再点検』させていただいております。製造業・卸売業・小売業
ならサービス業までの業務工程の見える化による課題解決の提案です。IT化以前、IT化後でも常に業務工程の見直し、改善が望まれます。

サブメニュー2: 情報システム運用支援

 ITを導入したけど活用が定着しない、効果が見えない等の課題をお持ちの企業様向け支援です。管理者が育っていないケース、システム導入時に業務の流れを変えずに効果が限定的になっているケース、などが想定されます。
 再度、ITの有効活用のために、業務の流れを設計し直す運用定着までのご支援をいたします。

サブメニュー3: 戦略的情報活用支援

導入された情報システムの中には、多くのデータが蓄積されています。そのデータは経営に戦略的に活用されるべきものです。データベースからExcelに落とす仕組みを作成しExcel上で種々のデータ分析を行い、業務改善、マーケティング戦略等に活かします。

DX経営戦略策定フェーズ

Ⅰ.経営トップ(社長と役員)で以下項目を確認。必要なら作成あるいは見直し
  ・ミッション(会社の役割:存在意識)
  ・経営理念(会社の憲法ー経営判断のよりどころ)
  ・ビジョン(会社の数年後の姿、目標)の共有
 みんなの会社「株式会社〇〇〇」の価値観の共有

Ⅱ.経営トップ(社長と役員)で、ビジョン実現のための中期的な経営計画策定
 ・ビジョン達成のために克服すべき経営課題の洗い出し
 ・ビジネス競争力の棚卸及びそのレベルアップ目標の設定
 ・SWOT(弱み、強み、機会、脅威)分析
 ・経営課題とビジネス競争力診断結果とクロス分析
 ・ビジョン実現のための重要成功要因(CSF)の決定
 ・重要成功要因(CSF)達成のための「行動計画」策定

Ⅲ.上記の討議内容を「DX経営計画書」としてA3用紙1枚にまとめます。

Ⅳ.経営トップ(社長と役員)で、DX経営計画書の1年目の年度経営計画
  に落とし込み

  ・全社年度経営目標の設定
  ・経営目標達成のための全社、各部門の活動方針
  ・全社、各部門の活動方針に基づく行動計画
  ・行動計画・実績評価で経営計画のPDCAの仕組み作り
 ✔全社実績評価、部門実績評価で次年度へつなげる

Ⅴ.各部門の年度行動計画の策定

 ・全社年度経営目標を受け部門目標の設定
 ・部門目標達成のための行動計画策定
 ・部門レベル、部レベル、課レベル、個人レベル
 ・行動計画・実績管理と評価制度とのリンク
✔ 部・課・個人実績評価で次年度へつなげる。
✔ 行動評価、フィードバックで組織・社員の成長を支援

中期経営計画書(A3用紙1枚にまとめます)

中期経営計画書

「変わる」のご支援

■多くの企業にとて、現状の儲けの仕組みは通用しなくなっています。

もちろん好調の企業もありますが、その会社は環境の変化に対応し変わり続けています。今、企業には「変わる力」が必要です。

・「変わる」ためには、まずは企業経営の土台作り

・「変わる」ためには、欠かせぬ経営トップの変革リーダーシップ

・「変わる」ためには、

   社員の「自主性と創造性」

    「自主性と創造性」は「社員のやる気」

        「社員のやる気」は「やりがいや楽しさ」

            「やりがいや楽しさ」は「個人の目標と会社の目標の一致」

社長の想いを幹部、現場のひとりひとりの想いへとつなげましょう。

その仕掛けが「儲けの仕組み=経営のPDCAが廻る仕組み」です

その仕掛け「経営のPDCAが廻る仕組み」作りを東京IT経営センターがお手伝いします。

■儲けの仕組み再構築には大きく次の2つのフェーズがあります。

東京IT経営センターは「ITありき」ではなく「経営戦略ありき」で企業のご支援をしたいと考えています。まずは、社長をはじめ、経営幹部のみなさんが「3年後、5年後できたら10年後はどんな姿の企業をめざすか」からスタートします。

経営の「PDCA」を廻そう

経営のPDCAサイクルを上手くまわせば、企業は、成長します。残念ながらPDCAサイクルの仕組みを構築し、効率良く、且つ、素早く運用できている会社が少ないのが現状です。
そのためには、 人、物、金、情報、時間といった経営資源を有効に活用していかなければなりません。
私達はITを積極的に活用したPDCAサイクルの仕組みの構築から運用までの支援を行う事で、企業の成長のお手伝いをいたします 

PDCAサイクル

「PDCA」サイクルを廻し儲けの仕組みを再構築するための「5つの基本ルール」

社長の想いー理念、ビジョンーの実現のための、まずは、財務の視点で目標を決め、次に顧客の視点でやるべきことと目標を決め、次のステップへ進むための仕組み作りが必要です。

仕組み作りに欠かせないのが「見える化」です。社長、幹部は何をみて経営を進めていくべきかを明らかにし、見えるたもの業務の流れと情報の流れの設計が必要となります。

仕組みができても、人・組織が育っていないと動きませんし、上手に動けません。従業員はすぐには育ちません。中長期計画で必ず人材育成計画を盛り込んでいきましょう。「儲けの仕組みの再構築」東京IT経営センター登録のITコーディネータがお手伝いいたします。

基本1:経営のPDCAのゴールは、何か?

会社はどこに向かっていますか? 経営PDCAのゴールを、目標を決めましょう。
社長の想い、理念、ビジョンを実現するための目標を定めていきます。支援いたしますメニューとしては下記のものがございます。

支援メニュー

1.経営戦略策定支援

2.ビジネス競争力診断

  3.経営戦略具現化のための目標管理推進支援

基本2:経営のPDCAのスタートポイント、顧客視点で。

お客様が何を求めているか耳を傾けていますか?お客様が求めているものを理解し、実行すべき目標を定めます。

支援メニュー

1.ブルーオーシャン戦略策定支援

2.Webマーケティングによる販路開拓支援

基本3:社長は、経営幹部は、管理者は、何を見たいか

経営の管理は、見えなければ何も始まりません。その仕組み作りに欠かせないのが「見える化」です。社長、幹部はその「見えた何か」からより前進する経営の方向を明らかにしていくことができます。

支援メニュー

 1.経営戦略具現化のための目標管理支援

 2.業務工程「見える化」による課題解決支援

 3.営業力強化支援(売上結果だけでなく、営業プロセスや行動を見えるように)

基本4:経営のDoの部分、仕組みがないと動かない

どうしたら「見える化」が実現できるのか?何かを「見る」にしてもその仕組みがないと何も見えませんし、動けません。
業務の流れ、情報の流れを設計し、より具体的な「見える化」へ。その仕組みを構築していきます。

支援メニュー

I.T活用による業務変革支援(ITは業務改革には必須ツールです)

2.営業力強化支援 (売上結果だけでなく、営業プロセスや行動を見えるように)

3.情報システム運用支援(もっと既存システムの有効活用をいたしましょう)

4.戦略的情報活用支援(もっとシステムにたまった情報を活用しよう)

基本5:PDCAを廻す基盤は、「人と組織」

組織の成長や経営の進展をするにあたって、最初も『人』であり、最後も『人』です。組織つまり人が育っていないとどんなに仕組みを変えたところでそれはうまく働きません。私たちは、仕組みを動かす人材を中長期的視点で支援いたします。

支援メニュー

1.社長の片腕、後継者育成支援

2.幹部・管理者の自立化支援

見える化のための指標設定と行動への落とし込み

見える化の為には、戦略目標、達成指標、先行指標と階層的な指標設定が望まれます。一般的には、財務の視点が戦略目標になります。この戦略目標を実現そるために欠かせない「重要成功要因」、その達成目標を設定します。

その達成目標を実現するために、誰が、いつまで、どこまで、どのようにするかという行動計画に対し数値目標を設定してください。これを「先行指標」として設定します。

全社目標が部門目標、部の目標、課の目標、個人の目標へとつながります。先行指標が達成できていれば達成目標が実現し、さらに戦略目標が達成でき、結果的に社長の想いが実現することとなります。全社がこれに向けて日々、活き活きと活動する企業をなるためにITコーディネータがお手伝いいたします。

「変わる」ための幹部育成

付加価値を生む活き活きとした現場作りが必要
儲けの仕組みを変えるためには、付加価値を生む活き活きとした現場作りが必要です。

■社長の意識が変わる
   経営の目的を「社員もハッピー、会社もハッピー」に置く

■ 社長の片腕の意識が変わる
  社長と片腕の二人三脚の実現

■ 部課長の意識が変わる
  部下の可能性を信じて部下の成長を支援する

■ 課がチームに、部がチームに、会社がチームに
  チーム力アップで企業が変わる

■ チーム力アップには、価値観・情報の共有、進むべき方向のベクトル合わせ 
  戦略ストーリーの共有、社員が戦略ストーリーの成果に貢献している実感

■ 儲けの仕組みを支援する業務の仕組みを全社でPDCAを廻す

意識変革コンサル:リーダーシップ力養成
   (社長の片腕、後継者育成支援)

社長の仕事は、決断するだけ

日々の仕事に追われていると新しい発想は生まれません。
ともすると方向を見失ってしまいます。

そこで重要なのが社長の片腕・参謀です

「優れた参謀は優れた社長を創る、 場合によっては 社長のために命を掛けることもある」いかに客観的に物事をみることができるか、アイデアをどうコントロールするか、ある意味社長よりやりがいのある、面白い立場となります。
社長の決断を補佐する参謀を育成しませんか。

社長は航海図を描き、参謀が舵取りをする
 社長の片腕、後継者候補を指名頂いたら、1対1のコーチング手法で、弊社では以下の 
 方法で進めていきます。

 コーチングとは

 人間の可能性を信じ、それぞれの個性を尊重しながら、信頼関係を築き、部下を自律的 
 人材へ育てていくためのコミュニケーションスキルです。

5つのステップがあります。

  1. 経営トップ、経営幹部に気づいていないことを気づいてもらう
  2. やる気のない経営幹部にやる気を起こしてもらう
  3. 目標を明確にし、行動計画(5W1H)に落としてもらう
  4. 行動計画をコミットしてもらいモニタリングする

この5つのステップのそれぞれを具体的に説明いたしますと以下のようになります。

1.経営トップ、経営幹部に気づいていないことを気づいてもらう

トップの多くは、社内外で孤独な立場になりがちです。本当の声が聞こえずらい・・それが故に、いくら優秀なトップでも周りと自分の位置が見えなくなることがあります。知っているはずの「組織を動かす経営の基本」のどれかが弱くなっていることがありあります。それに気づいてもらうと、元々優秀なトップにとっては、ちょっと行動を変えるだけで大きく周りが動き始めていくこととなるでしょう。

2.やる気のない経営幹部にやる気を起こしてもらう

大変失礼ながら、「トップはすごいが『名ばかり幹部』が多い」と感じることがしばしばあります。社長と共に、起業し、社長の指示通りに動いてきて成功に結び付けた功績は大きいけれど、自律した幹部とはなっていない。「指示があれば」あるいは「経験したこと」はこなすことはできるが、課題の発見、分析、目標設定、行動計画、そして刈り取りのステップが苦手であったり。特に、部下を使って進めることが弱いケースが見受けられます。まずは、経営幹部、管理者の役割の認識をしてもらうことからはじめ、自律した経営幹部、管理者になってもらい、組織をチームとして動かせるようになっていただきたいです。

3.目標を明確にし、行動計画(5W1H)に落としてもらう

ほとんどの企業には「経営計画」がございます。社長の熱き思いが語られており、すばらしいと感動いたしますが、残念ながら、目標が不明確なことをお見受けできます。「だれが」「いつまで」「どのように」「どうやって」「どこで」という即ち行動計画がなっていない会社様がございます。「計画発表会は大いに盛り上がった、しかし、明日から日常の仕事に追われ、結局何も動けていない」「気が付いた1年終わっていた」。というトップのお悩みから、現場までの目標設定や行動計画作りの力をつけていただきたく思います。

4.行動計画をコミットしてもらいモニタリングする

「行動計画はできた!」と喜び、それを四半期ごとにレビューすると、思ったように進んでいないことがございます。行動計画はコミットしていき、確実にステップを追って進められてるお力を養っていただく思います。