20220930 DX経営のすすめ

某金融機関様得意先向けの研修でDX経営のすすめ

先々週、某金融機関様の得意先向けの「後継者プログラム」で”お話しさせて頂きました。このプログラムは毎年12回コースで開かれており私もIT関連のセッションを担当しています。私は今年で3回目です。今回はDXに向け足を一歩踏み出すおすすめでした。

お話しした内容

  • IT活用による経営基盤強化  ~ DXで変革を ~
  •   1.激動の時代、これまでと同じでは生き残れない
  •   2.変わるために待ったなしの生産性向上
  •   3.変わるために経営の足腰を強くする
  •       -IT活用でPDCAを廻そう-
  •   4.IT活用、目指すはDXの世界
  •     -新しいビジネスモデル創りで変革を
  •   5.DXを進める企業文化の醸成

DXに向けまずは足を一歩踏み出しましょうとの提案でした。

一昨年はまだ、DXはあまり広まっていませんでしたが、今年は後継者の方も大変、興味を持っていらっしゃいます。紙、Excelベースの業務から、全社的なIT活用そしてDXへの道のりは遠い距離があります。でも、今取り組まないと10年たっても何も変わらいことになります。まずは足を一歩踏み出しましょうとの提案でした。

東京IT経営センターでは、DXチームを立ち上げました。

現在、7社に対し7名でDXコンサルを実施中です。企業様の状況により進め方が違ってきますのでDX支援は幅広い知見が必要となります。それぞれ得意分野を補完して進めるため、1社をDX専門家2名で担当しています。さらに週1回、全員で1週間のコンサル内容をレビューし補完、知恵出しを7名全員で行っています。

東京IT経営センターでは、DXへ向け足を一歩踏み出して頂くために経営者向けに半日5回コースのサービスを準備しました。1社でも多くの企業様にDXに向け足を一歩踏み出して頂ければと思います。

田中渉 
https:www.infoconveni.co.jp
Mail: wataru@infoconveni.co.jp
Mobile : 090-1103-5949

20220923 アクションなしでは変われない

幹部研修のおすすめ:「問題」→「課題」→「アクション」を身につけよう

山形中小企業家同友会の幹部育成の研修をお手伝いをして来ました。コロナ禍、オンラインもありましたが、3年間講師を努めました。第1講7月、第2講8月と第3講は宿題の発表会です。

テーマは「問題」→「課題」→「アクション」の進め方です。多くの企業では、指示すれば素晴らしい仕事をしてくれる方がたくさんいます。でも指示待ち人間に終わっています。自分で問題発見し解決してくれると多くの社長は助かるはずです。

幹部が問題発見し、その原因を深掘りし、課題に落します。そして課題をアクションに落す方法を学びます。アクションなしでは何も変わりません。

「何を」「いつまでに」「どこまでやるか」を描き、行動に落せるようになります。

成果を刈り取って達成感を得ることが一歩一歩、力をつけて行くことになると思います。ご希望があれば、オンラインでひとりひとりフォローしています。

経営者の皆様、初めは手取り足取りして行かなければならないかもしれません。そのことで自立した従業員が育ち業績につながると信じています。いろんな幹部研修がありますが、ここからはじめませんか。

20220812 1社でも多くの企業が1日も早く気づき、足を一歩踏み出して頂けるよう

日本の現状は、あらゆることで競争力を失っている厳しい状況です。仕事がら、労働生産性の伸びが気になります。「日本の国際競争力 日本生産性本部2020年報告」では、2015年から2019年の労働生産性の伸びは多くの国はおよそ1%~4%になっています。日本は何とマイナスの伸びです。従って賃金の伸びもほとんどの国がはプラスですが、日本はマイナスです。このままでは従業員の方も毎日、明るく元気で働けるかが疑問です。私の多くの企業の支援経験から「従業員が活き活きしていない会社」は変われないと感じています。

ここまで、中少企業の儲けの仕組みをお手伝いして来ましたが、実態はなかなか変われません。変わるには大げさでなく、経営者も社員も「意識変革」「学びなおし」が必要です。そしてDXを目指して粘り強く一歩一歩進めるしかないと考えています。5年も10年もかかるかもしれませんが、今、一歩足を踏み出さないと10年後も何も変わっていないということになります。変わらないというより企業の存続すら危うくなっている可能性が大です。私の人生最後の挑戦です。1社でも多くの企業が1日も早く気づき、足を一歩踏み出して頂けるよう活動して行きます。皆様のご意見、アドバイス等頂ければ幸いです。

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20211021 激動の時代、「会社をどう変えていくか」を出版します

ITCとして企業の支援も20年、100社以上のお手伝いをしてきました。この経験から、得られたこと、これからのお手伝いの想いを本に書いてみました。中小企業の社長向けのメッセージです。2022年10月に出版しました。

中小企業・社長の実践ガイド 激動の時代、会社をどう変えていくか 田中渉著
尚、本の紹介を動画にしましたのでお時間があればご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UC9omGXKfKenhiQ_Bc1dzzKw

20200621 二宮尊徳に学ぶデジタル時代の経営

こんなタイトルで、Webセミナーの講師を務めました。一般社団法ITC-Proのおすすめで、お話させて頂きました。前回のブログ(3月28日付)では「儲けの仕組みの再構築」のタイトルで20年間、100社を超えるご支援をしてきた私のコンサルのキラーコンテンツの解説を致しました。その内容は、「企業の変わるを応援する」弊社の考え方となります。

コロナ騒ぎで、「ニューノーマル」と言う言葉が生まれてきたように、「withコロナ」が続くことが予想され、企業にとって待ったなしで「変わる」ことが求められています。
2020年6月16日の 日本経済新聞トップに以下のような厳しい単語が並んでいました。

  ・新型コロナ「第2波」 崩れる成功モデル
  ・進化か退場か 迫る覚悟が求められる
  ・耐久力あるうちに新しい環境に適応し、デジタル時代の稼ぎ方を
   身につけられるか。新型コロナが覚悟を迫る。

「二宮尊徳の報徳思想・報徳仕法」は、どの時代でも必要な「変わる」ための教えです。その時代は、たしかにアナログの時代ですが、「変わる」ための基本は変わりません。アナログ時代と違いデジタル時代の「企業を取りまく環境の変化」のスピードは100倍、1000倍、いやそれ以上と言えるのではないでしょうか。デジタル時代では、「変わる」スピードが問われます。そこでICT、IoT、AI等々のデジタルのツールを使いこなすデジタル・トランスフォメーション(DX)の時代と言われています。DXを既存の価値観や枠組みを
根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすものとしています。

しかしながら、デジタルはあくまでもツールであり、「変わる」ための考え方は変わりません。「二宮尊徳の報徳思想・報徳仕法」について短い時間でしたがお話をさせて頂きました。この「思想・仕法」についてすこし、以下にふれてみます。
(出典:「教養としての二宮尊徳」 松沢成文著 PHP研究所)

「至誠」わが道はもっぱら至誠と実行にある。
(まごこころを尽くして人生と向き合い、なすべきことと向き合う

「勤労」知恵を働かせて新しい価値を生み出すこと。
(物事をよく観察し、認識しそれを元に知恵を磨きつつ働くことである)

「分度」:贅沢には限りがないから予算の範囲を決めよ。
(自分の置かれた状況や立場をわきまえ、それにふさわしい生活を送ること)

「推譲」:分度を守り、勤勉に働き、その果実を積み重ね、自譲、他譲することで、人間らしい幸福な社会が誕生する。

「積小為大」:耕すは一鍬ずつ、あるくは一歩ずつ
(小事を大切にし、努力継続しなければ、決して大事を成し遂げることはできない

「一円融合」:対立を超えた融合こそが成果を生み出す
(すべてのものは互いに働きあい、一体となって結果をもたらす)

「心田開発」:意識変革による自立自助を促す
(根気よく心を育て行くしか道はない。意見と意見をぶつけあい、不満やいさかいなど洗い流しコンセンサスをめざす)

「道徳経済一元論」:経済なき道徳は戯言、道徳なき経済は罪悪
(道徳の実践を支える経済の実践があってこそ。生産する農民こそが最も尊い存在)

いかがでしょうか。報徳思想・仕法に傾倒したカリスマ経営者が多いです。
・「論語とそろばん」で有名な渋沢栄一(道徳経済一元論)
・企業経営者は社会性というか、社会正義と言うものを常に考え、これに照らしつつ企業の経営を進めて行くと説く松下幸之助(道徳経済一元論)
・働くことは日々の精進を通じて心を磨くことと説く稲盛和夫 (「入るを量りて出るを制す」=「分度」)

海外でも評価されています。

マーガレット・サッチャー 
  ロジックだけで人間性がなかったら、政治はただの卑しい権力争いとなる。人間性とは愛であり、愛とは忠誠心であり、奉仕の心、許す心、見返りを求めず与え続けること。すなわち「禅譲」です。
GHQにいたD・C・インボーデン少佐 
  二宮尊徳はアメリカのリンカーンに匹敵すべき人物である

ブログにしては長文になりそうなのでここで終わりにします。セミナーでは弊社のコンサルの考え方と比較し解説しました。

もし、セミナーのレジメに興味ある方は以下のメールアドレスに「レジメ希望」と、ご連絡ください。折り返しお送りいたします。

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株式会社東京IT経営センター
 代表取締役 田中渉
Mail:wataru@infoconveni.co.jp
TEL:042-775-7277 FAX:042-775-7288
携帯:090-1103-5949  
〒252-0131 神奈川県相模原市緑区西橋本5-4-21
さがみはら産業創造センター 1-302
https://www.infoconveni.co.jp/
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20200328 儲けの仕組みの再構築

2019年12月に、東京IT経営センターのWebサイトをリニューアルしました。

皆様にご案内しようと思いながらもう3月。遅まきながらご案内します。

55歳で独立し中小企業の「経営とITの橋渡し」を22年間お手伝いさせてもらいました。正直なところ、どこからどう手をつければ皆様に役に立つか、分からないところからスタートし、皆様のご支援を得て、お手伝いした企業は100社を超えました。お付き合いが始まると結構長くお手伝いさせてもらっています。平均すると4~5年、長いところ9~10年です。

ほとんどのお客様がIT導入の支援から始まりますが、IT以前の課題を片付けないとITの活用が進まないケースがあり、そのお手伝いをしているうちに長くなってしまいます。

いろいろな経験をさせてもらい、その結果、今は次のような考えでお手伝いを続けさせてもらおうと思っています。

1. 企業の「変わる」を応援 します。

今、企業には「変わる力」が必要です。もちろん好調の企業もありますが、その会社は環境の変化に対応し変わり続けています。

2.「変わる」ために企業の土台作りを応援します。

足腰が弱いとホームランは打てません。企業の足腰を強くするには、「経営のPDCA」が廻る仕組みが必要です。仕組み作りを応援したいと考えています。

3.「経営のPDCA」を廻すための道具「IT」の導入をお手伝いします。

経営の見える化のためにITは欠かせません。その受注が儲かったか否か分かりますか。全体は試算表でわかりますが1件1件の分析がないと生産性改善ができません。

4.IT導入支援の前に、経営者の想いを最初に確認させて頂きます。

この会社は、3年後、5年後どうなっていたいですか。その実現にはどんな課題がありますか。ご一緒に考えさせて頂きます。

5.その課題を解決するには、もはや「IT」は欠かせません。

どんなITにすべきかご一緒に考え、「システム要件」としてまとめます。

6.「システム要件」が決まれば、ITソリューションの調査・選択です。

調査・選択をご一緒に進めます。投資対効果を見すえながら経営者の想いが達成できるかを目標に作業を進めます。

7.ITソリューションが決まれば、「IT導入プロジェクト」で進めます

全社一丸のプロジェクトクトキックオフをしたら導入計画(スケジュール、役割分担等)に従いPDCAを廻して本番稼働に向かいます。

お手伝いの基本的な考えを述べました。今後もこのブログで、ひとつひとつのステップごとに進め方をより具体的にお伝えしたいと思います。ご興味のある方はご覧頂けると幸いです。

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株式会社東京IT経営センター
 代表取締役 田中渉
TEL:042-775-7277 FAX:042-775-7288
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